植毛してもAGA治療薬の服用が続く!? 植毛のデメリットとは

プロペシアやミノキシジルによるAGA(男性型脱毛症)の治療は、薬を辞めるとリバウンドするという問題点があります。それに対して、自毛植毛は「1回の手術だけで治療が終わりになる」と思って魅力を感じている人も。ところが、実際には手術を行ったあとも、プロペシアを飲み続けなければならないケースもあるのです。

自毛植毛の種類とメリット

自毛植毛とは、薄毛になった部位に後頭部などから頭髪を移植することです。植毛には合成樹脂でできた頭髪を移植する人工毛植毛と、自毛植毛がありますが、頭髪の定着率が高く定着したあとはちゃんと伸びてくれますので、植毛といえば自毛植毛が主流となっています。

自毛植毛には数種類の方法がありますが、現在主流になっているのはFUT法とFUE法です。

FUT法

FUT法は頭髪が生えている部位の頭皮を帯状に切り取ったあと、毛包ごとにバラバラにして移植していく方法です。 FUT法は毛根が傷つきにくいため定着率が高いというメリットがありますが、採取した部位に傷が残ってしまうというデメリットがあります。                  

FUE法

FUE法は頭髪をパンチで毛根ごと吸引し、そのまま植え込んでいく方法。採取した傷が小さいため傷跡が目立ちにくいというメリットがありますが、頭髪採取時に毛根を傷つけることがあるため定着率がFUT法より低くなるのがデメリットです。また、1本ずつ髪の毛を採取するので時間がかかり、費用も高いです。

自毛植毛における「失敗」とは何か

ただ、自毛植毛を行っても必ず成功するとは限りません。中には失敗に終わってしまうケースもあるのです。具体的には頭髪を採取した部位の傷跡が目立ってしまう、移植した頭髪の定着率が悪い、植毛した部分だけを残して他の頭髪がなくなる「離れ故小島」になるというものです。

傷跡と定着率は医療機関の技量が関係している

FUT法によって傷跡が目立ってしまうかどうかは、医療機関の技量によるところが大きいです。医療機関の技量に問題があり、頭髪を採取した部位が炎症を起こしたり、化膿してしまったりするようなことがあれば、傷跡が残りやすくなります。周辺の頭髪にも悪影響を与えてしまうからです。

定着率については、10%程度しかなかったというケースも報告されています。定着率が低いのは体質によるところもあるのですが、FUE法の場合は医療機関の技量の問題で、頭髪採取時に毛根がダメージを受けたものが多くなってしまったということも考えられます。いずれにしても、自毛植毛が成功するか失敗するかは、医療機関の技量に左右される部分が多いと言えます。

「離れ小島」はAGAの進行が原因

植毛した部分だけを残して他の頭髪がなくなる「離れ小島」については医療機関の技量の問題で起きるわけではなく、AGAの進行が原因なのです。

自毛植毛はあくまでも頭髪がなくなった部位に新たな頭髪を移植するだけで、AGAそのものの治療を行うわけではありません。植毛後も、AGAの原因である男性ホルモン由来物質・DHT(ジヒドロテストステロン)の影響はそのままです。

生え際に後頭部から植毛したとします。植毛した髪の毛はちゃんと生え残って、抜けてもまた生えます。しかし、AGAそのものは治っていないため、植毛していない毛以外は、生え際の後退が少しづつ進んでいきます。最悪の場合、生え際は毛が生えているのに、頭頂部が禿げている「離れ小島」のになってしまうというわけです。

植毛後もAGA治療薬を服用する!?

離れ小島状態にならないようにするための方法は、難しくありません。プロペシアの服用を続けることです。離れ小島になるのはAGAの進行が原因なのですから、薬によって食い止めればいいというわけです。

ただ、プロペシアの処方は健康保険が適用されませんので、毎月、それなりのお金を払う必要があります。しかも、AGAを進行させないためには極端な話、一生投薬治療を続けなければならないのです。高いお金を払って植毛したにもかかわらず、さらにお金を払って薬を飲み続けなければならないのかとなると、釈然としない気持ちが残るでしょう。

付け加えると、 プロペシアは副作用がある薬です。稀ではありますが副作用の症状にED(勃起不全)や精子減少などの報告あるため、AGA以上に深刻な悩みとなってしまいかねません。

プロペシアの服用を中止しても、後遺症が出てしまうケースがあることも報告されています。植毛をしたにもかかわらず、薬の副作用にビクビクしているのではやりきれません。

人によっては、薬を飲まずにいる方もいます。生え際に植毛をした場合、植毛した毛はしっかり残るので、たとえ頭頂部が少しずつ薄くなってきても、「前から見た印象」があまり変わらないということや、植毛をしたことで満足しているためだそうです。

植毛はデザインやクリニック選びが重要

自毛植毛で失敗しないために注意すべき点は2つです。技量の高いクリニックを選ぶことと、AGAが進行しても目立ちにくい植毛デザインにすることです。

自毛植毛は医療保険の適用外なので、医療機関によって費用は異なります。できるだけ費用面での負担を抑えたいという気持ちは分かりますが、安いという理由で実績が乏しい医療機関を選ぶと、技量面の問題で傷跡が目立ったり、移植した頭髪の定着率が低かったりという事態を招きかねません。安いに越したことはありませんが、やはり自毛植毛を行うのなら実績がある医療機関を選ぶ方が安心です。

離れ小島対策については、周囲の頭髪が薄くなっても大きな問題が起きないような植毛のデザインにしてもらう必要があります。ですが、プロペシアなしではAGAそのものを食い止めることはできませんので、やはりその後の投薬治療を進められる可能性があります。

ただ、投薬治療に比べて、薬を飲む量は減らせるのは確実です。投薬治療の場合、発毛させるために「ミノキシジル」を服用することが多いですが、植毛は発毛剤の服用は必要ありません。

自毛植毛の手術を受けようと考えている人は、デメリットについても十分に理解した上で、手術を受けるかどうかを検討してください。

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