資生堂がiPS細胞を用いた毛髪の再生医療事業に参入「2018年には広く使えるように」

[追記:2018年7月更新] このページは2014年6月の情報です。2018年の情報は本文最後の追記をご覧ください 資生堂が毛髪再生事業に遂に参入したようです。 しかも最先端の技術であるiPS細胞を用いた研究開発です。 もしもiPS細胞から毛包を作り出せれば、薄毛の問題は解決すると言われています。 実際どのくらいまで研究は進んでいるのでしょうか。

現在可能なのは実際の「20分の1の太さ」の毛

現時点の研究開発の進み具合は、再生させた毛包から生える毛の太さは、実際の20分の1というとても細いものまでです。 さらにマウスの体内で作成する必要があり、人間に適応できる段階ではありません。

また、iPS細胞から作り出した毛髪は、今はまだ1本で100万円ほどかかります。薄毛治療に実用化出来る値段では到底ありません。

ただ、少なくともここまでは研究が進んでいるとも言えます。

毛根が少しでも残っていれば、話はかなり現実的になる

しかし、毛根が少しでも残っていれば、毛髪再生医療はかなり現実的になるようです。 その独自の技術を持っているのがカナダのベンチャー企業「レプリセルライフサイエンス」です。 資生堂はこの企業と組んで新たな開発に望みます。

そのため、今月に神戸市のポートアイランド内に「毛髪再生医療の拠点」を開設しました。 そこで毛髪再生医療製品の開発を進め、開発の目処が立ち次第、量産体制に入り事業を軌道に乗せる予定です。

資生堂の再生医療プロジェクト室長である岸本治郎氏は 「当初は脱毛外来を持つ大学病院などの基幹病院で、有効性を確認しながら提供し、 2018年には広く使えるようにしたい」と話しています。

「自毛植毛と勝負できる価格設定にする」

岸本室長は、治療費に関してもコストダウンを狙い、将来的には 「自毛植毛と勝負できる価格設定にする」と話します。

この挑戦が実を結んだら、毛髪再生業界に大革新が起きると思います。 今後の資生堂に大注目ですね。是非とも頑張って頂きたいものです。

2018年7月追記:後2年ほどでかなり進化するかも?

さて、この記事から4年が経過し、2018年になりました。資生堂が目指していた「2018年には広く使えるように」の状況には達しているのでしょうか? 現状をレポートします。

資生堂の毛髪再生医療は後2年くらいかかる?

当初2018年をめどに研究を進めていた資生堂ですが、マウスでの動物実験は成功してはいるものの、まだ広く実用化には達しておりません。 さらに、初期の費用は非常に高いものになるだろうということです。 広く実用化されるまで、つまり数十万〜高くても200万程度にまで安くなるのはもう少し先になりそうですね。 とはいえ、着実に進んでいる感じです。

また、iPS細胞を用いた毛髪再生事業には、2016年に京セラも参入を始めました。 理化学研究所とタッグを組んで研究を進めています。 こちらも順調に研究は進んでいるようです。

このように複数の企業が参入することで、良きライバルとなり競争が発生し、よりスピーディーに進化していくのですね。 また進捗があったら報告しますね。何年後かはわかりませんが、いずれ薄毛に悩む人がいなくなるような気がします。

薄毛はAGAクリニックで治療すれば本当に治ります

「薄毛は治らない」とか「産毛が映える程度で治ったことにされる」などは過去の話です。 ここ数年でAGAクリニックが躍進し、薄毛は治る時代になりました。著しく発毛し克服する人が後を絶ちません。

こんな時代に、育毛剤で時間を浪費するのは非常に勿体ないです。 無料カウンセリングを利用すればタダで自分の症状を診てもらえますので、行かない理由はありません。 手遅れになる前に、1日も早くお勧めします!

↑【半年経過中】現在・AGAヘアクリニックで遠隔治療中の友人。動画で嘘偽りない発毛具合をじっくりご覧下さい。半年でここまで改善、今後も治療を継続。遠隔治療で岡山県の自宅にいながらの成果です。 治療を受けているクリニックはAGAヘアクリニック

哲也と薄毛友達が、総額100万かけて通院・評価した結果↓