資生堂がiPS細胞を用いた毛髪の再生医療事業に参入「2018年には広く使えるように」2014.6.18

資生堂が毛髪再生事業に遂に参入したようです。 しかも最先端の技術であるiPS細胞を用いた研究開発です。 もしもiPS細胞から毛包を作り出せれば、薄毛の問題は解決すると言われています。 実際どのくらいまで研究は進んでいるのでしょうか。

現在可能なのは実際の「20分の1の太さ」の毛

現時点の研究開発の進み具合は、再生させた毛包から生える毛の太さは、実際の20分の1というとても細いものまでです。 さらにマウスの体内で作成する必要があり、人間に適応できる段階ではありません。

また、iPS細胞から作り出した毛髪は、今はまだ1本で100万円ほどかかります。薄毛治療に実用化出来る値段では到底ありません。

ただ、少なくともここまでは研究が進んでいるとも言えます。

毛根が少しでも残っていれば、話はかなり現実的になる

しかし、毛根が少しでも残っていれば、毛髪再生医療はかなり現実的になるようです。 その独自の技術を持っているのがカナダのベンチャー企業「レプリセルライフサイエンス」です。 資生堂はこの企業と組んで新たな開発に望みます。

そのため、今月に神戸市のポートアイランド内に「毛髪再生医療の拠点」を開設しました。 そこで毛髪再生医療製品の開発を進め、開発の目処が立ち次第、量産体制に入り事業を軌道に乗せる予定です。

資生堂の再生医療プロジェクト室長である岸本治郎氏は 「当初は脱毛外来を持つ大学病院などの基幹病院で、有効性を確認しながら提供し、 2018年には広く使えるようにしたい」と話しています。

「自毛植毛と勝負できる価格設定にする」

岸本室長は、治療費に関してもコストダウンを狙い、将来的には 「自毛植毛と勝負できる価格設定にする」と話します。

この挑戦が実を結んだら、毛髪再生業界に大革新が起きると思います。 今後の資生堂に大注目ですね。是非とも頑張って頂きたいものです。