自毛植毛クリニックの種類と選び方

自毛植毛は現在2つの治療法が主流です。FUT法(切る)とFUE法(切らない)です。 簡単に言うと、切る方法は「広範囲の植毛が可能だが繊細さに欠ける」、切らない場合はその逆、という感じです。 併用も可能です。

自毛植毛の種類

植毛を考えている方へ。植毛の歴史は古く1800年代から研究されてきました。1970年代は人工毛による植毛が盛んでした。1990年代から自毛の植毛が本格化されてきました。

現在は自毛植毛がおすすめです、人工毛による植毛はいろいろ問題あるから考えないほうがいいです。自毛植毛の種類は何種類もあるんですが、現在流通している技術に限定すると、FUE法とFUT法の2種類です。

その他の技術は(フラップ法だとか単一植毛だとか…)もう古い技術なのでやっている病院も少ないですし、そんな技術と比較しても無意味だから除外していいです。

現在流通してるスタンダードな技術は、結局FUE法(=切らない植毛法)とFUT法(=切る植毛法)の2種類なのですが、それぞれのクリニックが独自の名前をつけているのでややこしいんです。

FUEの進化版だとか、FUTの進化版だとか、そいうことでオリジナルのネーミングを自称しているんです。するとどこも独自の技術に見えてしまい、比較できずにややここしくなります。

例えば、アイランドタワークリニックのi-direct法は要するにFUE法です。例えば、紀尾井町クリニックのNHT式植毛法は要するにFUT法です。

進化しているのは間違いないのだけど、まずは、要するにFUE(切らない)かFUT(切る)のどっちなのか?ってことを見てください。そのあと、従来のFUTやFUEとどこが違っているのかを見る。

こういうふうにすると分類が簡単で、比較しやすいです。

FUEとFUTは一文字違いなのでややこしいですよね。 FUとは「毛包」という意味です。毛包単位で移植するのが現在のスタンダードなんです。 Tは「トランスプランテーション(=移植して植える)」、Eは「エクストラクション(=摘出)」という意味です。

FUE法(=切らない植毛法) vs FUT法(=切る植毛法)

どちらにもメリットとデメリットが有ります。響きだけ聞けば当然「切らない」ほうが良いに決まってそうですよね。でも切らない場合は広範囲には向いてないとかいろいろあるんです。

FUT法とFUE法の比較

手法 可能範囲 傷跡 自然さ 費用
FUE法
[切らない]
~1,000株まで。 後頭部に白い斑点が残る。施術時には一旦坊主にするので、毛が伸びるまでは傷跡が見える。毛が伸びれば隠れる。 細かく自然な移植が可能。 FUTより300~400円/株ほど高いのが相場。
FUT法
[切る]
1,000株以上の広範囲の植毛が可能。 後頭部に細い線が残る。施術時に坊主にする必要がないので、施術直後でも後頭部の髪に長さがあれば傷は見えない。細い線の傷は時間とともに消える。 FUEほどの繊細さは出せない。 FUEより300~400円/株ほど安いのが相場。
要するに
FUE法 … 切らないし痛くないが、直後は傷跡が見える。広範囲には向いてないが、繊細さを出せる。費用は高め。
FUT法 … 切るしFUEよりは痛みがあるが、直後から傷跡は隠れる。広範囲に向いてるがFUEほどの繊細さは出せない。費用は安め。 ただし現在では各クリニックで改良しているので、例えばFUEでも広範囲に植毛できたり、FUTでも繊細さを出せる場合もあります。

自毛植毛の選び方(比較)

まず自分がFUE法かFUT法どちらで植毛するのかを決めます。それぞれ取り扱っているクリニックとスペックをまとめ比較できるようにしました。

FUE法(切らない)を扱っているクリニック

クリニック名 FUEの
独自名称
クリニック実績 費用目安
(税抜)
院数
アイランドタワー
クリニック
i-direct法 2万人以上。日本で自毛植毛を受けている人の10人中7人はここで受けている。 基本料20万円
+ 1,200円/株
全国
4院
FUE植毛
センター銀座
FUE植毛 95%以上の生着率。FUEなのに広範囲の3,000株が可能。 基本料10万円
+ 1,200円/株
全国
1院
ルネッサンス
クリニック
ARTAS 最新ロボットARTASで正確に素早くドナーを採取。これによりFUEなのに広範囲の植毛が可能。 基本料0円
+ 1,600円/株
全国
4院
ヨコ美
クリニック
FUE法 1963年開設の老舗の植毛・自毛植毛の専門クリニック。手作業による従来のFUE。1,000株が限度。 基本料10万円
+ 900円/株
全国
1院
紀尾井町
クリニック
FUE法 FUE法の世界的権威である米国のJohn Cole博士から直接技術指導を受けた医師が担当。 基本料20万円
+ 1,000円/株
全国
2院

FUE法で人気があるのは圧倒的にアイランドタワークリニックです。ただし料金が他クリニックより高いです。全国に4院あるのも便利です。

FUE植毛センター銀座はFUEのみを専門に扱っているため技術があります。FUEなのに広範囲の植毛が可能です。

湘南美容外科クリニック(旧AGAルネッサンスクリニック)は大手資本を活かして最新の植毛ロボを導入しています。こちらもおすすめです。費用は高いですが頻繁にキャンペーンを行い半額になったりしていますので時期によっては他より安いです。

ヨコ美クリニックは植毛の老舗です。状況によってFUEとFUTの両方を使い分けています。金額もお手頃です。

紀尾井町クリニックはFUEよりもFUT法を薦めています。でもFUEも扱っており、技術も高いです。

以上を踏まえて
FUE法(切らない)のおすすめ人気ランキング
1位・アイランドタワークリニック
費用は高いですが、技術や信頼度は頭1つ抜けています。10人中7人がここで治療しています。
3位・湘南美容外科クリニック(旧AGAルネッサンスクリニック)
費用は高いですが、その分基本料金がありません。またキャンペーン時にはかなり割引されます。最新ロボはここだけです。
2位・FUE植毛センター銀座
FUEに特化しているため技術や設備が良いです。都内の銀座にしかないのが難点ですが、行ける人はおすすめです。

FUT法(切る)を扱っているクリニック

クリニック名 FUTの
独自名称
クリニック実績 費用目安
(税抜)
院数
アイランドタワー
クリニック
ストリップ法 2万人以上。日本で自毛植毛を受けている人の10人中7人はここで受けている 基本料20万円
+ 800円/株
全国
4院
ルネッサンス
クリニック
ドナーストリップ法 長井医師の高い技術による傷跡が分からない、植毛後の自然さがウリ。 基本料0円
+ 1,200円/株
全国
4院
ヨコ美
クリニック
FUT法 1963年開設の老舗の植毛・自毛植毛の専門クリニック。一定の深さですべての株を植えられるのは、長年の経験から。 基本料0円
+ 600円/株
全国
1院
紀尾井町
クリニック
NHT式植毛 FUT法を日本人に合うようにさらに改良。 基本料20万円
+ 40万円/10cm2
全国
2院

FUT法で人気があるのは、紀尾井町クリニックです。従来のFUT法を更に日本人用に進化させた点が受けています。

アイランドタワークリニックも、FUT法でも人気がありますね。

湘南美容外科クリニック(旧AGAルネッサンスクリニック)は料金が高いです。キャンペーンもしていますが、FUT法が得意な長井医師以外の医師にあたる可能性もあるので心配です。このクリニックはFUE法はオススメですがFUT法はあまりおすすめしません。

ヨコ美クリニックは金額がダントツで安いですね、激安です。FUT法が得意な老舗ですのでオススメです。

以上を踏まえて
FUT法(切る)のおすすめ人気ランキング
1位・紀尾井町クリニック
FUT法を日本人に合うようにさらに改良したNHT式植毛はここだけ。FUT法ならピカイチです。
2位・アイランドタワークリニック
費用は高いですが、技術や信頼度は頭1つ抜けています。10人中7人がここで治療しています。
3位・ヨコ美クリニック
費用が最も安く老舗。FUEよりもFUT法が得意なので、FUT法なら信頼できるおすすめのクリニック。

FUE法・FUT法の両方を扱っていても、得意なのはどちらか1つという事が多い

メニューとしては両方扱っているクリニックも多いのですが、両方得意というより、どちらかが片方が得意というケースが普通です。

アイランドタワークリニックや湘南美容外科クリニック(旧AGAルネッサンスクリニック)は両方扱っていますが、FUE法(切らない)の方が得意です。紀尾井町クリニックやヨコ美クリニックは両方扱っていますが、FUT法(切る)の方が得意です。

まずは複数のクリニックを回って比較してみてください。特に都内や都内近郊に住んでいる方は、植毛は大きな買い物になりますので全部周るくらいでいいと思います。

どのクリニックも無料カウンセリングを行っています。無料カウンセリングは各社のサイトから予約が可能です。