はげを予防する方法

はげを予防するために何ができるかを、詳細に解説します。薄毛に関わらず、一度発症すると進行が収まらない症状というのは、予防することが一番の医療です。 はげ防止策を日常生活に落とし込み習慣化すれば、将来ハゲる確率を落とすことができます。

1. はげを予防したい理由

自分はまだハゲていない、しかし親や兄弟をみると薄毛になってる。。 これは遺伝的に必ず自分にも襲ってくるぞ。。など、はげを予防したいと思う瞬間は人それぞれです。

年齢的に、30代を過ぎるといつきてもおかしくないぞ、という危機感が増す場合もあるでしょう。 それより若く、20代の青春まっさかりに薄毛で過ごすことほど惨めなことはありません。なんとしても予防したいと思います。

このページでは、絶対にはげたくない方へ自分でできる限りの予防法をお伝えします。

2. そもそも薄毛予防に効果はあるのか?

そもそも「何をしたってハゲる時はハゲるんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。 薄毛は予防できるかどうかですが、これは正直検証が難しいところです。

なぜなら、同一人物を同じ時期に2パターン以上試すことができないからです。 例えば、予防を実践したAさん、予防を実践しなかったBさん、の2人で実験したとします。

その結果、Aさんはハゲず、Bさんは禿げたとします。

だとしても、この結果を持ってAさんの予防策は有効だったと確定することはできません。 予防をしなくても、もともとAさんはハゲなかったかもしれないからです。

では、同じ人間の時期をずらして、予防をした時としなかった時に分けたとします。 これもうまくいきません。もともとその年齢まではAGAが発症しなかったかもしれないからです。

このように、「そもそも予防が有効かどうか」を厳密に検証することは残念ながら出来ないのです。。

しかし!

毎日のように患者さんと接している、毛髪再生医療の現場医師の実感というものがあります。

彼らは何千人という薄毛患者と接し、また薄毛治療・薄毛予防の研究を日々行っている専門家です。 その先生方の実感としては、薄毛予防をするのとしないのとでは大違いであるということです。

それも当然のことで、薄毛の原因はAGAの発症であり、 AGAが発症するメカニズムは現在かなりのところまで解明されてきているからです。

薄毛予防には効果がある、というのは医師の間では常識です。

また、ホームレスの人には薄毛が少ないと言われることがあります。 そんな話を聞くと、「生活習慣とか食生活とか髪の洗い方とか全く関係ないじゃん」と思われるかもしれません。

でも、実際にホームレスの薄毛率の統計を取った人がいます。「育毛物語―実録潜入ルポ」(著:双田 譲治)という本に書かれていますが、 調査によるとホームレスの薄毛率は一般人の薄毛率と変わらない(むしろ少し高い)という結果が出ています。

つまりホームレスにハゲが少ないというのは、単なる印象論です。

3. 遺伝子検査で自分はハゲやすいかを知る

まず、自分が薄毛になりやすいかどうかを測ります。 単に父親が禿げてるから!兄弟が禿げてるから!おじいちゃんが禿げてるから!といった印象だけで不安にならないでください。 印象で判断すると間違えます。

仮に遺伝が原因の薄毛の場合、父親が禿げているかどうかはほとんど関係ありません。なぜなら父親のAGA発症遺伝子は、子に受け継がれないからです。

このように、遺伝に関してもある程度まで医学で解明されています。このあたりの詳細は薄毛はいつから始まるもの? に詳しく書きましたので是非読んでください。

で、遺伝子検査キットというものが販売されています。これを使えば、自分が将来ハゲるかどうかの医学的な検査ができます。 AGAドッグという名前で販売されています。

作業は簡単です。自宅で自分のほほから粘膜を採取し、専門機関に郵送するだけです。これで後日詳細な遺伝子分析結果が送られてきて、 自分が禿げやすいかどうかが分かります。価格は、1万3,000円ほどです。

この検査はAGAクリニックでも同じように行っています。AGAクリニックの場合は採血をし、血液から遺伝子を判断します。 どちらで行っても精度に大差はありません。費用はAGAドッグのほうが安いです。ハゲ予防を真剣に考える方は、まずこれを利用することをお勧めします。

4. 自分でできるハゲ防止策

自分でできるハゲ防止策をご紹介します。ハゲ予防というのは、いろんな側面からアプローチするというのが基本です。 ですからどれもこれも完璧にやろうとすると、生活ががんじがらめになって継続ができません。

それよりも、ある程度の柔軟性を持って、自分の出来る範囲で意識しとり入れる、といった姿勢が非常に大切になってきます。 その方が継続できますし、継続こそが最も効果的な予防になるからです。

そのことを前提にして以下を読んでください。

4-1. ストレスを溜めない

ストレスを溜めないといっても、世の中にはいろんな理不尽なことがありますよね。。 だからこれは薄毛予防だけではなく、人生を生きるコツとも言えるかもしれません。

そしてストレスの多くが「人間関係」から起きています。 よって、人間関係でストレスを溜めないコツをつかむことが大切です。 管理人が行っているポイントは、起きたことに対する「受信の仕方」に責任を持つ、ということです。

人間関係には大きく分けて「発信」と「受信」があります。

発信にこだわりすぎると、人に何かを頼んだり発言したり指摘したりといった表現が、息苦しくなります。 相手はどのように思うか。これは相手次第で自分がコントロールできることではありません。

だから発信に責任感を持ちすぎると、ストレスが溜まりやすくなります。 どのように完璧な発信を行っても、受け取り方は相手次第なので、批判を防ぐことはできません。

発信は気楽に行う、というのがポイントです。

一方で、「受信」には責任を持ちます。 つまり物事の受け止め方です。これは常に前向きに、明るい方向へ、自分を否定しない方向へ受け止めます。 同じことが起きても、自分の受け止め方次第で180度別の気分になります。

やってみると分かりますが、「どんなことが起きても前向きに受け止める」というのは案外単なる習慣であり、 これに慣れるとかなり落ち込みずらくなります。ストレスが一気に減るのを実感できます。

ストレスが溜まらないから、発信もより明るくなり、好循環が起きます。ぜひ生活に取り入れてみてください。

4-2. 睡眠時間を固定する

睡眠時間を固定すると、髪の健康にとってはとても好影響です。 これも習慣の問題ですので、できる限り固定するようにしてください。

夜遊びや付き合いなどはしょうがないですが、 ネットサーフィンやテレビなどをだらだら行ってつい夜更かししてしまう癖のある人は注意です。

髪が最も育つゴールデンタイムは22:00〜02:00の間と言われています。 この間に睡眠をとる心がけが、薄毛予防に効いてきます。

4-3. 禁煙をする

禁煙をするのは薄毛予防の基本中の基本です。

タバコが薄毛に関与する理由は数多くありますが、 簡単に言えば「髪に必要な諸々の栄養素が大量に消費されてしまうこと」 「血管が収縮し頭皮の血行が悪くなり栄養素が行き渡りにくくなること」 の2点です。

しかし、口で言うほど喫煙者にとって禁煙は簡単ではありません。 もしも自分がヘビースモーカーだったら、まずは本数を少なくすることから始めてください。

で、本数を減らすためには日常生活でストレスを溜めないことも重要になってきますよね。 つまり、薄毛予防に必要なことはお互いに関係しているんですよね。

何かひとつ上手くいくと、その影響で他のことも上手く行き始めやすいです。 逆に、ストレスを溜めやすいと、解消のために喫煙本数も増えたり、寝られず夜更かししてしまったり。

総合的にいい循環を作ることを心がけてください。

4-4. シャンプーをする時に頭皮マッサージを習慣化する

頭皮マッサージが育毛に効果的かどうかは頭皮マッサージは薄毛に効果があるか?に書きました。 結論として、すでにAGAを発症している人が頭皮マッサージを行うだけでは発毛は無理だと書きました。

しかし、「まだAGAを発症していない人の予防」となるとまた別です。血行を良くすることはヘアサイクルに非常に良い影響をもたらしますから、 頭皮マッサージはハゲ予防には効果的と言えます。

マッサージの方法ですが、インターネット上に様々な動画が出ていますので探してみてください。すぐ見つかります。

大切なのは、継続し習慣にすることです。続けられる無理のない範囲で、気持ち良いと感じられる頭皮マッサージを習慣化してみてください。

4-5. 通常のシャンプーを育毛シャンプーに変える

通常のシャンプーにはAGA発症のリスクを高める様々な成分が含有されています。

もちろん一言で通常のシャンプーといっても多種多様で、商品によって含有されている成分が違いますが、 通常のシャンプーというのは主に「洗浄力」に焦点が当てられていますので、ハゲるリスクはあまり考慮されていないんです。

ですから育毛シャンプーに変更するということが大切です。 育毛シャンプーにも様々なジャンルがあります。これについては薄毛に効くシャンプーの基本(効果・分類・選び方)で 詳しく説明しているのでぜひ読んでみてください。

薄毛予防に育毛シャンプーはマストアイテムです。何事もそうですが、発症前が一番効果的です。

虫歯予防に歯磨き粉は効果的ですが、一旦虫歯ができてからは歯磨き粉だけで治すことはできません。 進行を食い止めるのが限界です。これと同じことだと考えると分かりやすいと思います。

4-6. 適度な運動の習慣をつける

運動の習慣もハゲの防止に役立ちます。 運動をすると新陳代謝が活発になり血行も良くなるだけでなく、ストレス解消になります。

運動をした後は必ずシャワーや風呂に入りたくなりますから、そこで育毛シャンプーで洗髪ができます。 その際に頭皮マッサージをするのも、運動後であれば体が動きやすくなっているので面倒くさいという感覚も少なくなります。

生活リズムも安定し、体が程よく疲れ良く眠れるために睡眠時刻も固定されやすいです。 このように運動の習慣というのは、これまでに紹介したハゲ防止策を実践しやすくする効果があるんです。

運動の習慣がつくと、他のことも一気に習慣化しやすくなりますので、おすすめです。

一説で、筋トレをすると男性ホルモンが分泌されてハゲやすくなるという噂もありますが、これには賛否両論があります。 ハゲる人もいれば禿げない人もいるので、念のため、運動は有酸素運動をメインに行うことがお勧めです。

5. まとめ

ハゲに関わらず、発症してしまう前にいかに予防するかが最も効果的なんですよね。 虫歯も風邪も花粉症も糖尿病も癌だってそうです。現代は予防の大切さが注目され、予防医学というものが発達しています。

予防こそが最高の医療ですから。