「発毛のツボベスト3」毎日1分押してハゲ予防

ツボ押しで得られる血行促進効果は髪にとって重要です。ツボ押しで毎日、頭皮の血流を促進することで、今ある髪の毛を太く元気に出来る可能性があるからです。しかし、いざツボ押しを始めようと調べて見ると、髪の毛に良いツボは沢山あり過ぎて、果たしてどのツボが一番いいのかわかりませんでした。そこで、専門家が紹介しているツボ情報を集めて分析し、推薦の多かったツボ「ベスト3」を紹介します!

血行不良は抜け毛の原因の一つ。ツボ押しで改善できる

ツボ押しによって頭皮の血行が良くなれば、毛根に多くの血液が流れ込んで、髪の毛の成長力アップが期待できます。育毛・発毛のためには、血行をよくすることがポイントです。

AGA・薄毛治療専門クリニックで処方されている医薬品(ミノキシジル)は、頭皮に塗布することで毛細血管を広げ、血行を促進させる薬です。これによって毛根により多くの栄養や酸素が届くようになり、髪の毛の成長力がアップして抜け毛予防・発毛効果があります。

同じことが、ツボ押しによる血行促進でも得られるのです。

ツボ押しは薬とは違う、持続的な効果が期待出来る

ツボ押しは東洋医学の考えで「自らの治癒力をあげて自分で治す」というものです。毎日コツコツと続けることが必要ですが、頭皮そのものの状態をよくして、薄毛の原因を抑えようという狙いがあります。薬による血流促進の効果と比べれば、劇的な効果は見込めませんが、体質そのものの改善効果が見込め、薬とは違う持続的な効果が期待できます。

ただし効果を出すには365日の継続が必要

ただし、365日毎日のツボ押し継続がです。毎日血流を促進しないとやる意味が無いのです。「そんなの面倒で無理!」と思いますよね。そういう時は、毎日のお風呂タイムや、風呂上がりのドライヤーの後など「ついで」に取り入れてみてはいかがでしょうか?

私の場合は、風呂上がりは発毛剤のスプレーを塗ってマッサージをしているので、その時についでに押しています。育毛剤を使っている方は、マッサージに取り入れてみるとオススメです。

この後の章で、専門家が勧める発毛に良いツボ上位3つを紹介します。1日1分あれば出来ます。今日から早速始めてみてはいかがでしょうか?

頭皮を血行促進するツボ3カ所

専門家が紹介しているツボの情報を20件以上集め、そこで紹介されていたツボを集計した「ツボベスト3」を紹介します。

ツボ押しは毎日継続してこそ効果が期待できるものです。毎日続けるためには、ツボがどこなのか覚えていることが必要ですよね。今すぐ覚えられるよう上位の3つに絞りました。

ツボの探し方は、指で押した時に「痛気持ちよい」「ジーンと感じる」ポイントがありますので探ってみてください。

ベスト1:百会(ひゃくえ)

百会の位置は頭頂部 百会は頭頂部のツボです。耳の頂点を結んだ線と、眉間から頭頂部に上がっていく線の交差したあたりに存在しています。脳血管障害をはじめ、頭部の血行促進効果があります。また、血行悪化の原因であるストレスの緩和にも役立ちます。

ツボの押し方は、両手の中指を当てて押さえながら、ゆっくり頭を前後に動かします。

ベスト2:玉枕(ぎょくちん)

玉枕の位置は後頭部 玉枕は同じ頭部でも、頭頂部ではなく後頭部に存在しています。後頭部の真ん中の盛り上がった場所から左右に指2本分ほど外側に存在しています。

効果としては頭皮の血行促進がありますが、特に頭頂部の血行促進に役立つとされています。頭頂部はAGAによって薄毛になりやすいとされている部位なので、この部位の髪の毛の成長力がアップすれば願ったり叶ったりです。

押し方は親指の腹で3秒ほど押したあと、離して3秒ほど時間を置き、再び3秒ほど押していくのを3回繰り返します。

ベスト3:合谷(ごうこく)

玉枕の位置は後頭部 ここまでの2つのツボはいずれも頭部にありましたが、合谷は手のひらにあるツボです。親指と人差し指の間を押さえると軽い痛みを感じますが、そこが合谷です。

合谷には全身をリラックスさせる効果があるとされており、これが血行促進につながります。リラックスすることでストレスが緩和されることも、血行促進効果につながる可能性があります。

押し方は、手の甲の側から親指で合谷を押し、ちょっと痛いけれど気持ちが良いと感じるぐらいがベストです。

        

ツボ押しのタイミングは風呂上がりがベスト

では、このツボ押しはいつ行えば大きな効果が期待できるのでしょうか。それは、風呂上がりです。

入浴後は湯船につかったあとなので、体が温まって全身の血行が良くなっています。湯船につかっていない頭皮についても、その例外ではありません。ここでツボ押しを行うことで、さらに多くの血液が頭皮に流れるようになります。

風呂上がり以外の時間帯にツボ押しを行っても、風呂上がりほど血行は良くなってくれません。ツボ押しには多少なりとも時間は必要ですから、それならば少しでも効果が大きくなる時間帯を狙う方がいいというわけですね。

ただし、専門家はサウナ上がりにはツボ押しはやるべきでないと言っています。血行が良くなり過ぎて気分が悪くなる場合があるためです。また、体調がすぐれない時も辞めた方が良いです。

肩や背中の筋肉も動かすとさらに血行促進

ツボ押しの効果をさらに高めるためには、肩や背中の大きな筋肉も動かしてみるとさらに良いのです。血行促進につながるためです。

肩や背中のこりに悩んでいる人は多いですが、これは肩や背中の筋肉を動かすことが意外と少ないので、血液が滞留しやすいのが理由です。肩や背中がこると、この部位の血行が悪化します。頭部の血管は肩や背中とつながっていますので、肩や背中のこりは頭皮にも悪影響が及ぶ可能性があります。

肩や背中の筋肉を定期的に動かせば、肩や背中のこりの予防につながります。これによって頭部への血行悪化を防ぐことができれば、ツボ押しによる血行促進をさらに高めてくれることが期待できるというわけですね。

肩や背中の筋肉を簡単に動かすのにオススメなのが、両腕の肘を曲げ、肘をグルグル回す運動です。グルグル回す運動を5回行うだけで、上半身の血流がよくなります。

まとめ

ツボ押しは東洋医学。AGAクリニックは薬による西洋医学。両者アプローチの方法は違いますが、結局は「血流促進をして、髪の毛に栄養を行き届かせ、髪の毛を育てる」目的が共通していることをご紹介しました。

ツボ押しは身体に優しく、身体本来の自然治癒力で症状を治すという点では優れていますが、365日の継続が条件ですので、たまにやる程度では効果はありません。習慣にして毎日取り入れられるよう、紹介した3つのツボをぜひ覚えてくださいね。

ツボ押しの発毛効果は、当然薬に比べて弱いです。今すぐ薄毛を治したい、生やしたい人にとっては、それだけでは満足の出来るものではありません。あくまで、予防と何らかの治療の「サポート」として取り入れることをオススメします。

「関連記事:AGAクリニック通院と、育毛剤・育毛シャンプーで自分で治療するのは何が違うのか?」

最後に、抜け毛の原因となる血行不良については、血液がドロドロなのも、血行悪化の原因となりますので、日頃の食事にも気を配ってみてください。肝心の栄養が不足していても、血行が良くなっても毛根に十分な栄養が行ってくれません。

「関連記事:薄毛に良い食事・食べ物ランキング」

ツボ押しの効果を高めるためにはまず、血液サラサラ効果のあるビタミンEを摂取し、脂肪分の摂取を抑えましょう。

その上で、タンパク質や亜鉛、ビタミンB群といった髪の毛の成長に必要な栄養素をバランスよく摂取したうえで、風呂上がりなど血行の良くなる時間帯に行うことをオススメします。

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