ミノキシジル注射を治療に追加すると、1年で発毛完了できる

ミノキシジルといえばリアップの有効成分で、AGA(男性型脱毛症)の治療には欠かせない薬です。内服タイプのミノキシジルタブレットは外用薬より効果は上ですが、副作用が強いのがデメリットです。そこでミノキシジルの効果を高め、副作用のリスクを抑えるために行われ始めたのが、ミノキシジルなどを頭皮に直接、注射する方法です。注射治療の経験者で、副作用なく治療できた私が詳しく紹介します。

ミノキシジル注射は薄毛治療の「オプションメニュー」

頭皮へのミノキシジル注射は、AGAクリニックではプロペシア処方のような一般的なメニューとして用意されているわけではありません。あくまでも基本的な治療に追加するオプション的なものとして用意されています。

このため、ミノキシジル注射さえ行っていれば、ほかの治療法が必要なくなるというわけではありません。一般的な治療に付け加えることで、より大きな効果を期待でき、早く発毛するというものです。

注射を加えると早くなる

では、なぜミノキシジルを注射するとより大きな効果が期待できるのでしょうか。それは、頭皮にミノキシジルが浸透しやすくなるためです。

AGA(男性型脱毛症)の人の多くは、頭皮が硬くなっています。このため、ミノキシジルを塗布してもうまく浸透してくれず、十分な効果が得られる状態ではなくなっています。

このミノキシジルを頭皮に注射することで、たとえ頭皮が硬くなっていても、内部に浸透しやすくなります。これによってミノキシジルが毛細血管まで届き、血流促進効果が出やすくなる可能性があるのです。

ミノキシジルの内服薬・外用薬・注射の違い

では、ミノキシジルの内服薬と外用薬、注射にはどのような違いがあるのでしょうか。簡単にまとめると下の表のようになります。

ミノキシジルの内服薬・外用薬・注射の違い<

   
内服薬 外用薬 注射
使い方 1日1錠を服用 1mlを1日2回塗布 1ヶ月毎に6回注射
副作用 多毛症・心臓の異常 頭皮のかぶれ・湿疹 注入部分の赤み
価格 1万円前後 6,000円前後 2万~8万円
メリット 効果が高い・費用はそこそこ 費用が安い・学会が推奨 効果が高い・副作用のリスク小
デメリット 副作用が強い・学会が非推奨 副作用あり・効果はそこそこ 費用が高い・注射の痛みあり
  

内服薬は効果が高く、費用もそこそこですが、副作用のリスクが高いため日本皮膚科学会は処方を推奨していません。外用薬は日本皮膚科学会が推奨しており、費用も安いですが、効果は3つの中では最も低くなります。

これに対してミノキシジル注射は効果が高いうえ、副作用のリスクも小さいとされています。良いことずくめに見えますが、内服薬や外用薬と比較すると大幅に治療コストがかかるというデメリットがあります。

        

クリニックによっては取り扱っていない

ミノキシジル注射については、ひとつ注意点があります。それは、すべての医療機関で取り扱っている治療法ではないということです。

AGAクリニックでも取り扱っているところとそうでないところがありますし、一般的な皮膚科ではまず取り扱っていることはないでしょう。

これは、日本皮膚科学会のガイドラインでは、ミノキシジルの注射は推奨される治療法となっていないためです。安全志向の医療機関は、推奨していない治療法を採用しないため、医療機関によって対応の差が出ているのです。

ただし、内服薬のミノキシジルが明確に「推奨しない」と書かれているのに対し、ミノキシジル注射についてはガイドラインに記載がなく、あくまでも推奨する治療法に含まれていないというだけです。

旧ガイドラインでは記載されていなかったザガーロの処方も、新ガイドラインでは「推奨」に入っています。今後、日本皮膚科学会がミノキシジル注射にどのような判断を下すかが注目されます。

施術は月1回 約20分で 20ヶ所に注射

ミノキシジル注射を行うのは月に1回のペースで、医師によって施術が行われます。所要時間は10~20分といったところで、頭皮の20ヶ所程度にミノキシジルを注射していきます。

十分な効果が出るまでには、1回だけでは不十分です。だいたい効果が出る目安が6回となっていますが、回数については医療機関との相談次第です。

ただ、頭皮に注射をしていくわけですから、どうしても痛みは伴います。腕やお尻への注射でも痛いのですから、頭皮ならなおさらです。痛みを少しでも和らげるために頭皮を冷やすこともありますが、それでも完全ではありません。

どのくらいの痛みかというと、ボールペンを頭皮に押し当てた感触によく似ています。痛いと伝えると、細い針で注入してもらえたりしますので、激痛ではありません。

こうした痛みの問題は、医療機関側も熟知しています。医療機関によっては針を使わずにミノキシジルを頭皮に注入する器具を使用するなど、可能な限り痛みを和らげることを試みてくれます。

ミノキシジル注射の費用は2万~8万円

では、ミノキシジル注射の費用はどのぐらいでしょうか。まず、平均については出す意味があまりありません。ミノキシジル注射は健康保険の適用外なので、医療機関によって費用が大きく違っているためです。

前述のように、ミノキシジル注射は6回行わないと十分な効果が出ません。ミノキシジル注射を行っている主なAGAクリニックの、6回分の費用は以下の表のようになっています(税別)。

ミノキシジル注射の6回分の費用

  
湘南美容クリニック 192,000円
AGAスキンクリニック 2cc300,000円
4cc420,000円
表参道スキンクリニック 360,000円
銀座総合美容クリニック 108,000円
ゴリラクリニック 672,000円
TOMクリニック 294,000円

このバラつき具合を見ると、平均費用に何の意味もないことが分かってもらえるでしょう。保険適用外の医療行為の場合、安ければいいというものではありませんが、それでも銀クリはダントツ安いですね。

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注射治療は単体では大幅な改善は見込めません。あくまで、投薬治療に加えるものなので、他に月8000〜2万円程度の薬代がかかりますのでご注意ください。

これらのAGAクリニックでも、一般的なプロペシアとミノキシジル外用薬による投薬治療は必ず用意されており、投薬治療だけの方ががコストは安いです。ミノキシジル注射は、必ずやらなければならないというわけではないのです。

ミノキシジル注射は、治療に加えると効果が高く早く生え揃う、副作用のリスクが小さいなど、さまざまなメリットがありますが、どうしてもコストの問題がつきまといます。AGA治療にお金をかけたくないという人には、おすすめできません。多少お金がかかっても早く発毛させたい人に、おすすめです。

薄毛はAGAクリニックで治療すれば本当に治ります

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