世界を見渡せば薄毛の原因が見えてくる。ハゲが多い国ランキング

世界の薄毛事情を見てみると、また違った発見がありそうです。薄毛率が高い国には何らかの共通点が見出せそうです。 日本に薄毛人口が増えている、と言われている原因も見えてくるかもしれません。ランキング上位は欧米が独占しています。

ハゲが多い国ランキング表

少し古いのですが、2009年にアデランス社が世界の薄毛率をランキング調査した表があります。そのランキング表に、各国の日常的な食生活事情を加えた比較表をつくりました。さらに、2017年WHOによる「世界のアルコール消費量 国別ランキング」のデータも加えてあります。薄毛率は20歳以上の成人男性を対象にしています。

世界の国別・薄毛率(成人男性)

順位 国名 薄毛率(%) 主な食生活
1 チェコ 42.8 極めて肉料理が多い、蒸しパンなど。
<アルコール消費量ランキング世界5位>
2 スペイン 42.6 1日5食の人も多い!深夜も食べる事が多い。
<アルコール消費量は世界21位>
3 ドイツ 41.2 パン、ジャガイモ、肉、ソーセージ、チーズなど。肉の消費が多い。
<アルコール消費量は世界8位>
4 フランス 39.2 バゲット、肉、チーズなど。デザートも消費も多い。魚も食べるがやはり肉が多い。
<アルコール消費量は世界4位>
5 イギリス 39.2 ローストビーフ・チキン、パン、サンドイッチ。冷凍食品の消費も多い。
<アルコール消費量は世界18位>
6 アメリカ 39.0 ハンバーガー、ピザ、パスタ、パン、肉など。調味料を沢山使うのが特徴。野菜や魚が少ない。
<アルコール消費量は世界23位>
7 イタリア 39.0 パン、パスタ、リゾット、魚貝類など。
<アルコール消費量は世界29位>
8 ポーランド 38.8 パン、スープ、ソーセージ、肉料理、ジャガイモなど。
<アルコール消費量は世界12位>
9 オランダ 37.9 パン、チーズ、ハム、肉、魚など。全体的にワンパターンが多い。
<アルコール消費量は世界27位>
10 カナダ 37.4 サンドイッチ、肉、ジャガイモ、魚など、結構いろいろ食べる。
<アルコール消費量は世界26位>
11 ロシア 33.3 パン、ピロシキ、肉料理。果物の消費も多い。
<アルコール消費量は世界15位>
12 オーストラリア 30.4 多国籍にいろんなものを食べている。
<アルコール消費量は世界17位>
13 メキシコ 28.3 タコス、トルティーヤ、パン、肉、野菜、魚介類、豆類など。
<アルコール消費量は世界38位>
14 日本 26.8 米、麺類、味噌汁、肉、魚、海藻類、豆類など。ただし近年は欧米化が進み、パンやパスタの割合が増えている。
<アルコール消費量は世界33位>
15 中国 24.7 ラーメン、餃子、米、肉、魚など。野菜もいっぱい食べる。
<アルコール消費量は世界37位>
16 シンガポール 24.1 多国籍にいろんなものを食べている。
<アルコール消費量はランク外>
17 タイ 23.5 米、カレー、フォー、肉、野菜など。
<アルコール消費量はランク外>
18 台湾 22.9 夜市やが食が多い。色んな物を食べる。
<アルコール消費量はランク外>
19 マレーシア 22.8 米、麺類、ナッツ類、魚、肉、ココナッツミルクなど。
<アルコール消費量はランク外>
20 韓国 22.4 キムチ、唐辛子、肉、魚、米など。
<アルコール消費量は世界22位>

ちなみに日本はアジアで薄毛率が最も高く26.8%です。成人男性の約4人に1人と言われています。

ただしこの表の盲点は、年齢の人口分布がないことです。成人男性と言っても、20代が多い国もあれば、60代が多い高齢化社会もあるわけです。ちなみにアデランスによるこの薄毛率調査は「目視調査」だそう。各国でスタッフが薄毛の男性をカウントし統計を取り、人口と照らし合わせて薄毛率を導き出しているのだと思われます。

当然、国が高齢化しているほど、薄毛率も高くて当然となります。その部分の比較がないので、そこは踏まえておく必要がありますね。

上位10位は欧米が独占!!

とは言え、ランキング上位は欧米の国々が見事に独占しています。 11位にやっとロシアが出てくるまで全て欧米です。これは流石に何かありそうです。

少なくとも「欧米は薄毛率が高い」ということは言えるのではないでしょうか。

欧米の代表的な食生活は、肉料理が多いことと、パン・パスタが主食で米の割合が低いことです。またビールの消費量も多いです。 日本食のように、米や魚や海藻類を食べる頻度が明らかに少ないのは事実です。

和食中心の日本人の食生活視点で見ると、欧米型の食生活は、肉の食べ過ぎ、脂質の取り過ぎ、糖分の取り過ぎ、野菜の不足に映ります。

またこの違いは、栄養学の専門家の間では常識となっています。

インドはみんなフサフサ。その秘訣は?

インドに行ったことがある人なら分かると思いますが、あの膨大な人口に対して「薄毛の人が少ない」ことに気づきます。 インド人は薄毛率の低さナンバー1と言われています。

もちろんインド人でもハゲはいますが、割合が極端に少ないんですよね。

その大きな理由の1つが、やはり食生活とされています。 インド人はカレーを主食としますが、カレーに入っているスパイスのうち 「ターメリック」「サフラン」「ナツメグ」には育毛効果があることが指摘されています。

欧米型の食生活が、若ハゲを増やしている可能性は高い

当サイトでは和食中心の生活を推奨しています。私自身もAGA治療を開始してから食生活は和食中心に切り替えました。

薄毛に効果のある栄養素と、日常生活で摂りにくいもの一覧での調査でも分かるように、 和食は育毛に良い成分が自然と摂れるようになっています。

もちろん和食中心でも不足しがちな栄養素はありますが(亜鉛やカプサイシンなど)、 多くの栄養素は自然に取ることが出来ます。

魚や海藻類には育毛に良い成分が多く含まれているからです。 これらを食べない欧米型の食生活とは、栄養素の数値的に大きな差があります。

欧米型の食生活が入ってきてから多くの現代病が生まれています。 例えば代表的な「ガン・心臓病・脳卒中」という病気も、欧米化する前には殆ど見られなかった病気です。

薄毛に関しては、国を挙げて調査した明確なデータはないのですが、 AGAクリニックに相談に来る若い男性(20代~30代)の数は実際明らかに増えています。

さらに女性の薄毛も急増しています。

これらを考えるに、欧米型の食生活が若ハゲを増やしている可能性は高く、 多くのAGAクリニックでも、食生活を見直すことを薦めています。

ただし食生活をあまり神経質に細かく拘ると毎日が窮屈になるため、 適度に自分を許しながら大枠を変えることが大切だと思います。

そういった意味で「基本的には和食中心の食生活にする」という変更はとてもバランスがいいと感じています。 もちろんたまにはイタリア料理を食べてもいいしパンを食べてもいいでしょう。

インディアンにハゲがいないのは本当

ちなみに、昔インディアンにハゲはいない?という話が流行りました。本を読んだりして調べてみたところ、この話は事実で、実際にいないようです。 その理由に、インディアンがノコギリヤシを常用していることが指摘されています。

利尿剤や強壮剤としてノコギリヤシを頻繁に利用していたんですね。現在ノコギリヤシサプリが人気なのは、もとはインディアンの文化から来ているようです。

米国立生物工学情報センターのデータベースによると、ノコギリヤシエキスを2年間、1日当たり320mg摂取することで、AGAの症状が改善したという臨床例が報告されています。その改善率は全体の38%。ノコギリヤシは古くから伝わる「天然の発毛剤」ということに驚きました。

シャンプーに関して

もう一つ現代人に薄毛が増えた理由に、シャンプーが挙げられます。育毛シャンプーではない通常のシャンプーに含まれるシリコン、ラウレス硫酸○○(○○の部分はいろいろな表記がある)などが原因とされています。

これらの成分は例えば花王の「アジエンス」「サクセス」、P&Gの「パンテーン」、資生堂の「薬用アデノゲン」などに含まれています。(他にも多くのシャンプーで見受けられます)

育毛シャンプーというのは発毛させるのではなく、通常の薄毛を誘発するシャンプーを、薄毛を誘発しないシャンプーに変えるといった意味合いが強いです。

まとめ

つまり、薄毛治療の基本としては、シャンプーを変更することと、和食中心の食生活に変えること。すでに当サイトの読者であれば実践済みだとは思いますが、まずこの2点が大切です。

その上で、AGAクリニック通院やジェネリック医薬品の利用を私は推奨しています。

薄毛はAGAクリニックで治療すれば本当に治ります

「薄毛は治らない」とか「産毛が映える程度で治ったことにされる」などは過去の話です。 ここ数年でAGAクリニックが躍進し、薄毛は治る時代になりました。著しく発毛し克服する人が後を絶ちません。

こんな時代に、育毛剤で時間を浪費するのは非常に勿体ないです。 無料カウンセリングを利用すればタダで自分の症状を診てもらえますので、行かない理由はありません。 手遅れになる前に、1日も早くお勧めします!

↑【半年経過中】現在・AGAヘアクリニックで遠隔治療中の友人。動画で嘘偽りない発毛具合をじっくりご覧下さい。半年でここまで改善、今後も治療を継続。遠隔治療で岡山県の自宅にいながらの成果です。 治療を受けているクリニックはAGAヘアクリニック

哲也と薄毛友達が、総額100万かけて通院・評価した結果↓