急激に薄毛になったら、何という症状？

一気に抜けてしまった場合には病気かもしれません

ある日突然髪が抜け出してしまったら、誰でも驚くものです。 急激に薄毛になった場合、どのような症状が疑われるのでしょうか。

一般的に、薄毛がAGAである場合の症状は、少しずつ髪が抜けたりするものです。 前兆のようなものがあり、一気に抜けてしまうという事はまずありません。

ですが「ある日突然、一気に薄毛になってしまった」という場合には、 単なるAGAの進行ではなく、何らかの理由による脱毛症の可能性があります。

脱毛症の種類はいくつかあります。

・円形脱毛症（自己免疫疾患によるもの）
・炎症性脱毛症（頭皮が炎症を起こすことによるもの）
・薬剤性脱毛症（薬の副作用によるもの）
・外傷性脱毛症（頭皮の圧迫や外傷によるもの）
・栄養不足による脱毛症（ダイエットなどによるもの）

これらの脱毛症である場合が考えられますが、これらは一般的なAGA用の薄毛治療では治りません。 まず最初にしっかりと医師に診察してもらい、どの種類の脱毛症なのか、治療法はどんなものにするのかということを、相談する必要があります。

AGA以外の脱毛症の特徴

AGA以外の脱毛症の場合、髪が抜け落ちてしまった部分には毛根が無く、 触ってみると、少し頭皮が凹んでいるような感覚があるので、分かりやすいです。

自然に回復する場合もあるのですが、そこから更に急激な脱毛が起きてしまうこともあるので やはり医師の診察を受け、原因と種類を特定してもらうことが必要となってきます。

また、円形脱毛症はストレスが原因となっていると言われてきましたが、 最近では自己免疫疾患が原因の場合もあるとされています。

自己免疫疾患は、体外からのウイルスなどを攻撃する免疫機能に異常が起きてしまい 髪を生成していく上で必要となる細胞などを攻撃してしまうことから、髪が抜け落ちてしまうというものです。

男女に関係無く、さらには年齢にも関係なく起きてしまうものであり、円形脱毛症に悩む方は、実はとても多いのです。

少しずつ髪が薄くなっていくのではなく、突然一気に抜けてしまったという場合には 自分で判断して育毛剤などを使用するのではなく、必ず医師の診察を受けるようにしてください。

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